IMG_7674
今回は大阪についての話題を書いていきたい。大阪周辺、特にJR西日本の大阪地区が盛り上がっているからだ。その車両のことや大阪と関連をする私鉄、真田丸、NMB48のこともあわせて書いていきたい。

・大阪環状線
さて、大阪環状線といえば、新型車両323系の投入が以前からアナウンスされている。その車両が大阪府内にある近畿車輛から出場をし、先日試運転が行われたのだ。

IMG_7668
IMG_7671
さすが大阪へ1月を最後に行っていないので、ここでは鉄道新聞のリンクのページを参照をする。323系は、老朽化の著しい大阪環状線の103系・201系の置換えとして登場をする予定の車両で103系・201系と違い、3ドアのロングシートだ。3ドアは大阪環状線に乗り入れる奈良方面直通の221系や和歌山方面直通の223系や225系に合わせたのかもしれない。ドア上にはLCDのモニターがあり、つり革などが西日本特有の少し太くなっている。ロングシートの座席の色は緑色で、ステンションポールなどもある。4号車は女性専用車になることを前提にして工夫を凝らしている。これまで西日本では例の2005年の福知山線事故以後、オールロングシートの車両を作っていなかったので、これまでのクロスシート車で培った安全性対策などの技術を活かしているようだ。103系や201系は環状線内の運用を中心に、時間帯によれば奈良まで行くこともある。

IMG_1697IMG_1329
IMG_1687
IMG_5064
大阪環状線は山手線と違い、多種多彩な車両が走る。323系は快速系の車両との差を埋めるべく、登場をしたのかもしれない。大阪環状線も、地下鉄御堂筋線などと並ぶ大阪の交通の中核で、梅田・天王寺・鶴橋・京橋などの繁華街、大阪城・ユニバーサルスタジオなどの観光地なども多い。そのようなところへ行くために、車両が印象に残ってしまう点があるかもしれない。それくらいよそから見ると印象が大事になるのだ。そのような場所への魅力的な車両として323系は楽しみだ。そして真田丸の201系も撮影をしたい。

・阪和線の新車
IMG_7607
次は阪和線。阪和線では、7月1日よりも225系の新番台を営業運転を開始をした。(詳しくはこちらへ)その番台は5100番台というものだ。外見などは広島地区を走る227系とよく似ている。車内にはフリーwifiも備えている。座席はこれまで通り、3ドアの転換クロスシートだ。

IMG_7600
IMG_7563
IMG_7643
阪和線は、快速は223系や225系などの新車が中心である一方で、各駅停車(特に天王寺〜日根野間)は103系や205系といった車両が多い。今回の225系の追加導入は、103系と205系の老朽化のための置換え目的もある。ということはロングシート車を3ドアの転換クロスシート車で置き換えるのか・・・東京ではまずありえないことが起きている。座席は他の223系・225系と同じく、2人掛けと1人掛けになっている。これで立ちでの定員も確保をしているそうだ。2017年度までに122両の225系が製造をされる予定だ。

IMG_5062
大阪環状線・阪和線ともに、快速系の列車と各駅停車との車両に大きな格差があった。快速は転換クロスシートで比較的新車なのに対して、各駅停車は国鉄時代からの車両だった。大阪環状線はロングシート、阪和線はクロスシートを製造をすることによって、サービス格差を解消をさせるそうだ。そして、これまで大阪のJR西日本は車両置き換えが東日本や東海ほど進んでいなかったが、これを一気に解消をしていくそうだ。大阪だけでなく、広島でも227系を導入をし、西日本もあのような事故を経験をし、考えが変わり、長期目標にしているのかなと思った。環状線と阪和線の新車はまさに名前通りの「あさがきた」のかもしれない。


・阪神の車両の話題

私鉄になるが、今年の鉄道友の会のブルーリボン賞には、阪神電鉄の5700系車両が選ばれた。この車両は画像がないので申し訳ないが、主に各駅停車で使われる青系の車両だ。この車両が阪神電鉄としては史上初のブルーリボン賞の受賞だ。この車両はまだ乗車をしたことも見たこともない。次に大阪へ行く時は必ず会いに行きたい。(阪神5700系のブルーリボン賞受賞の記事はこちらへ)

IMG_6162
夏になり、阪神タイガースや高校野球の観戦で甲子園球場を訪れる方もいるかも知れない。野球観戦の際には、ぜひ5700系にも乗って欲しいとも思う。阪神電鉄の車両は野球観戦で他の地域より乗る機会が多いかも知れないからだ。

・鉄道以外での大阪の話題(真田丸・NMB48)

・真田丸
IMG_2417
IMG_2072

大阪は、現在は真田丸の舞台の中心だ。4月以降、真田丸の主な舞台は大阪城と京都の周辺だ。真田丸も折り返しに来て、これから関ヶ原の戦い、高野山への幽閉、そして大阪冬の陣・夏の陣と話が続いていく。先日までは千利休も出ていた。なんとあの桂文枝(桂三枝)氏がやっていたのだ。日曜の昼間は新婚さん相手に椅子から転げ落ちるパフォーマンスを何十年もやっているのに・・・逆に違和感があった。これから真田丸も大阪での展開も面白くなりそうだ。真田信繁がここまで大阪で活躍をしたのは知っているが、なんとなくだったのでもっと深く知っていきたいと思う。真田丸にも長澤まさみさんや竹内結子さん、鈴木京香さんといった他のドラマでは主演レベルの女優が出演をし、今日の放送回からは松岡茉優さんも出演をする。まさに女優の見本市的なところもある。

・NMB48
IMG_1457


そして、大阪市を本拠地とするNMB48のことだ。NMB48のデビューからグループを支えてきたメンバーの渡辺美優紀さんが近々卒業をし、この7月3・4日に神戸市のワールド記念ホールで卒業ライブを行う。渡辺美優紀さんは同い年の山本彩さんと同じく、NMB48のフラッグシップメンバーで、みるきーの名でも知られ、2015年のAKB総選挙では最高12位まで行った。さらに2014年のジャンケン大会では優勝をした。そのために「優しくするよりキスをして」というソロ曲もある。それとは別に彼女をテーマにした「わるきー」という曲もある。

NMB48の渡辺美優紀さんは先日、新潟のハードオフスタジアムで行われた第8回AKB総選挙には参加をしていなかった。彼女が卒業発表をしたのは4月13日であるが、いつに卒業をするかは時間の問題だった点もある。今回の総選挙では、NMB48では若手のメンバーが躍進をし、その象徴として、25位に沖田彩華さん、44位に須藤凛々花さんが初めて入り、過去最高の11人が80位以内に入るなど目立った活躍をした。NMB48のフラッグシップメンバーの山本彩さんは4位だった。若手が大きく伸びていることで、渡辺美優紀さんもいい形で卒業ができるのかもしれない。

私が渡辺美優紀さんで一番印象的なエピソードが、2013年の8月の東京ドームでのAKBグループライブで、当時SKE48に所属をしていた松井玲奈さんとAKB48の炎上路線という曲を2人で歌ったことだった。あの時、松井玲奈さんと渡辺美優紀さんが近くにやってきて、目の前で熱いパフォーマンスを見せてくれたことだった。その他、ここにだって天使がいる公演の「ジッパー」という曲では印象的なパフォーマンスを見せ、彼女の持ち前の表現力を出していることだった。

今回、この記事をこの日にアップをするに至ったのは、NMB48のこのライブの記念記事としての役割もある。鉄道での話題に限らず、いろいろな形で大阪の話題を取り上げていった。京都鉄道博物館や真田丸ゆかりの地を訪問をしたり、大阪環状線や阪和線、阪神や近鉄などの新車、そしてNMB48と大阪周辺は魅力があふれているものだ。