
7月7日は七夕であるが、この日はドクターイエローが福岡県の博多から東京までのぞみ検測ダイヤで走った。その模様をお届けをする。
この7月7日は晴れだった。しかも東京では36度を超える猛暑日だった。そのような酷暑であるが、ドクターイエローはのぞみダイヤの場合は東京駅に19時前に着く。今の時期は夕暮れ時が19時前なので、年にわずかしかないのぞみダイヤの上りのドクターイエローを明るい時間帯に東京周辺で撮影ができるチャンスだからだ。数年前から実施をし、毎年この時期にのぞみダイヤのドクターイエローを撮ることは恒例になっている。
今回、撮影場所に選んだのは大田区の東急多摩川線の沼部駅に近い、例の多摩川の河原だ。過去にも同じような構図を撮ったことがあるが、もう一度挑戦をしたいと思い、ここにした。
東急多摩川線(・池上線)は日比谷線乗り入れ車両だった1000系の1500番台なども加わり、最近状況が変わっている。1000系には、往年の東急カラーの紺色と黄色に塗られた車両もある。本当はこちらにも会いたかったが、今日は会えなかった。
東急多摩川線の主力は7700系だ。東急の中では過去の7000系を改造をした古豪だ。最近では廃車も進んでいるが、2段式の窓などが古さなどを感じさせる点がある。
そしてこの7700系と東海道新幹線の700系の出会いだ。いずれも近い将来姿を消す車両かもしれない。今ここで記録をしておくのが貴重だ。7月7日に7700形と700系新幹線の出会い。うーん、これもこの日らしくていいかもしれない。
今の東海道新幹線は7のつく形式の車両しかいない。そこでN700系新幹線を載せてみた。この時間帯は一部が夕日に当たっている。バックに見えるには武蔵小杉の大型マンションを中心としたビル群だ。都会と川という二つの風景を撮影ができる。
そしてこれが700系新幹線だ。数は減りつつあるが、下りではまとまった数の700系新幹線がやってきた。まだまだ700系は健在だが、とにかく撮れる時に撮っておきたいものだ。N700系をベースにした最新新幹線の導入が発表をされたのだから・・・
18時45分前についにドクターイエローが通過をした。ドクターイエローののぞみ検測はのぞみ386号のダイヤで運転をされる。
7月7日、晴れ。七夕の夕方にやってきたドクターイエロー。まさに東海道新幹線が天の川のように見えたのかもしれない。まさに星に願いを・・・、会いたくて会いたくてという感じかもしれない。このタイトルのようにやってきたのだ。7月7日、晴れというのは今から20年前の1996年の映画で、主題歌はドリカムが同じタイトルで担当をした。少し前のN700系新車種の記事の未来予想図を含めてまたしてもドリカムの名曲がタイトルになった。
七夕を最高の形で飾ったドクターイエロー。7月7日は梅雨の時期とあって天気があまりよくないことが多い。今年の中ではおそらく最高傑作ではないかと思う・・・ドクターイエローの今後の願いは検測などのチェックをうまく機能させ、東海道新幹線・山陽新幹線をより安全に交通機関にするとともに、山陽新幹線を含めた名古屋以西でも撮影をすることや東京周辺では東京〜品川間で常磐線車両とのコラボレーションが撮影をしたいことかもしれない。
今回アクセスで使った東急多摩川線、こちらも7700形が何本も来た。東急屈指の古豪であるが、この日はトップナンバーの7901編成(7701号車)をはじめ、3本がやってきた。7000系や1000系に負けずと活躍をしているが、車両の古さが目についている。池上線・多摩川線は3両あるうちの真ん中の2号車が弱冷房車だ。はっきり言ってこれはどうなのだろうかと思うこともある・・・。今日はとりあえず7のつく車両を新幹線・東急ともに取り上げていった。