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北海道新幹線が開通をして、約4か月。お盆を含めた夏休みシーズンに突入をしている。そのような中で、北海道新幹線の予約は非常に好調で、前年同月比の2.6倍にもなっているとも聞く。北海道新幹線はもはや大人気になっている。(詳しくはこちらへ)

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当初は開通してもガラガラになる、廃止される寝台特急などへの恨みなどの声もあり、効果は少ないのではないかという声もあった。しかしながら、ゴールデンウィークの帰省シーズンではプラチナチケットになり、それ以外のシーズンでも人気が高くなっている。北海道新幹線は、このような点を払拭をするかのような人気だ。特にグランクラスとグリーン車は多くの列車で満席で、常にプラチナチケットになっている。

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それは私もよかったと思っている。これまで新青森駅や八戸駅などで新幹線から特急白鳥に乗り換え、東京から函館までは6時間から7時間、仙台からでも4時間から5時間かかっていた。帰省シーズンなどは指定席も早期完売をし、自由席では争奪戦が行われるなどとにかく鉄道で行くのは少し大変だった。特急白鳥は車両は好きだったが、青函トンネルを越えるだけでも一苦労だった。

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寝台特急の北斗星やトワイライトエクスプレスなども人気の高い列車であったが、これらの列車は、日常性よりも非日常性の高い列車だった。このような列車で北海道入りは、味が強かったが、限られてしまったのかなと思ってしまう点もある。

さて、そんな北海道を懐かしむことをこの記事では書きません。新幹線がプラチナチケットになり、北海道人気を博している。そのような北海道であるが、少しでも身近に感じる場所についてをここでは紹介をしよう。

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北海道にはその地域にしかない店がある。一つがコンビニのセイコーマート、もう一つがコーチャンフォーという書店や文具店などの複合店だ。今日は、そのセイコーマートとコーチャンフォーを東京周辺でも味わえるということを記事にしてみた。

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まずはセイコーマート。北海道ではコンビニ全体の4割近くを占め、圧倒的な店舗数を持っている。北海道では必ず一度は見かけるコンビニエンスストアだ。飲料や食品、ワインなどの自社製品のプライベートブランドやホットシェフという手作り弁当などが豊富だ。(詳しくはこちらへ)

さて、そのセイコーマートであるが、埼玉県と茨城県にも出店をしている。その中でも東京都内に最も近い店として、埼玉県八潮市にある店舗を紹介をする。この店は「ほしの」という店だ。この店は、おそらくであるが、東京都心部に最も近いセイコーマートだろう。

アクセスは、千代田線綾瀬駅とつくばエクスプレス八潮駅を結ぶ東武バスの綾61系統に乗り、西田と大曽根というバス停の間くらいにある。八潮市にあるとはいえ、八潮駅から徒歩で行くのは非常に時間がかかる。綾瀬からのバスの所要時間は約20分、八潮からは10分程度だ。

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この八潮のセイコーマート、実は北海道でも味わえるホットシェフの該当店なのだ。なので、作りたてのおにぎりやさんま丼などのお弁当や肉を使った弁当などが買えるのだ。それ以外にも北海道では販売をしているソフトカツゲンも販売をしている。

セイコーマートは埼玉県内にも越谷市や草加市、春日部市などの東武本線の沿線、さいたま市の旧大宮市にあたる西区・北区などにもある。さいたま市北区に開店をした店舗は、ニューシャトルの今羽駅にも近く、鉄道博物館にも近い。多くの店は八潮の店のように、駅から遠く、自動車などのアクセスに頼る郊外にあることが多い。これは北海道と同じような店舗戦略を踏襲をしていることがあるかもしれない。ある面、マイペースな部分もある。綾瀬からバスで行き、東京メトロの一日券を使っても行ける。北海道のプチグルメを味わいたければおすすめだ。

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続いてコーチャンフォーだ。これは、北海道に存在をする書店とCDショップ、コーヒーショップなどとの複合店だ。TSUTAYAにも似たような店があるが、とにかく店舗が大きい。このコーチャンフォーのCMは北海道出身のSKE48の東李苑さんが出演をしていることでも知られている。(詳しくはこちらへ)

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北海道外で唯一のコーチャンフォーは、東京都稲城市に存在をする。京王相模原線の若葉台駅の近くにある東京若葉台店だ。小田急多摩線のはるひ野駅からも行くことができる。

以前、旭川で訪れたことがあるが、少し慌てていたので、今回はゆっくり訪れることにした。まず、書籍コーナー。とにかく広い。ワンフロアーに膨大な書店のスペースがある。この規模は、神保町や池袋、新宿などの巨大書店類とほとんど変わらない。その中でも、北海道内で販売をされる本や雑誌などを販売をしていることが特筆される点かもしれない。例えば、北海道新聞社が出版をした北海道新幹線の記録などを販売をしている。神保町や新宿ではビルであるが、こちらはワンフロアになっている。

それだけでなく、文具コーナーやファンシーコーナーなども極めて規模が大きい。ディズニーやスヌーピー、リラックマなどのグッズも販売をしている。CDコーナーは普通のCDショップよりも規模が大きいかなと思う点がある。

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コーチャンフォーはワンフロアに書店や文具、コーヒーショップなどを兼ね備え、広すぎて慣れていないと疲れてしまうことがあるかもしれない。これは北関東や千葉、新潟などに多いベイシアなどにも共通をする点だ。郊外などであれば、広大な土地にワンフロアの巨大店を抱え、上層階や下層階は駐車場という店舗の特徴といえよう。コーチャンフォーは旭川こそ駅から20分くらいの場所にあるが、それ以外は自動車でのアクセスがメインになる郊外にある。札幌市内でも同じような郊外の大型店で、都心部にはない。若葉台の店舗も鉄道・自動車の両方でのアクセスを前提にしているのかもしれない。





前述のSKE48の東李苑さんの出演をするCMも北海道のバージョンと稲城市の若葉台の店舗の二種類があるようだ。特に後者についてはTBSテレビで深夜に放送されたのを見たことがある。

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セイコーマートもコーチャンフォーも、北海道では一般的であるが、店舗立地などは北海道での立地を基本にしつつ、関東での事情も少しだけ加味をしている点がある。それはコーチャンフォーの若葉台店などのように駅からも近く、関東の場合は北海道と違い、車依存社会ではないので、このようなアクセスを確保をすることかもしれない。基本的に東京周辺以外が本拠地であるチェーン店が首都圏に出す場合は、駐車場などのある郊外店が多い。これはコメダ珈琲やハンバーグレストランのブロンコビリーなどの最近首都圏進出の盛んな名古屋勢や九州を中心に西日本が主体で、首都圏にも出店をしているレストランのジョイフルなどにも共通をする。セイコーマートやコーチャンフォーは首都圏でどのように浸透をしていくかが展開が楽しみだ。