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8月から走っている京急のリラックマ車両について先日、乗車並びに撮影をすることができたので、こちらで紹介をしたい。

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リラックマとは、コンドウアキさんが手がけているキャラクターで可愛らしい外見で、いつでもだらだらをしていることなどから特に女性を中心に人気が高く、幅広い世代に親しまれている。交通系では過去に山手線や阪急電鉄などでもコラボレーションキャンペーンが行われ、立川市などをエリアとする立川バスではリラックマバスが走っている。また、タワーレコードなどでリラックマとコラボレーションをしたイベントが行われ、渋谷のタワーレコードではリラックマのカフェも期間限定で開設をするなどとにかく人気が高い。

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さて、リラックマのコラボレーションが京急でも行われることになった。京急では1000形車両1編成(1065編成)にリラックマとコラボレーションをし、車内の広告もリラックマのものにした。8両編成で、品川発着の特急や快特の三崎口・久里浜方面、羽田空港から新逗子方面の急行だけでなく、京急線から都営浅草線や京成線・北総線へと乗り入れる列車にも充当をされることもある。

撮影をした9月2日は、日中は羽田空港〜新逗子間の急行の運用に充当をされ、夜の1本だけ都営浅草線に乗り入れ、京成線の高砂駅まで乗り入れ、高砂から久里浜へ戻る運用(京成線内各駅停車・京急線内快特)に充当をされた。その中でも、京成線内でそのリラックマの車両を撮影をしたので紹介をする。

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この車両にはリラックマが何箇所か描かれ、京急の帽子をかぶり、横たわりながらキイロイトリとレッツゴーといい、羽田空港への利用者を意識をしていたり?、いってらっしゃいと笑顔で出迎えていたり、帽子をかぶりながらおつかれさまでしたと京急の帽子をかぶりながら、立っている。いってらっしゃいの脇に描かれている白いキャラクターはコリラックマで、こちらはしろくまをモチーフに書かれ、いたずらなどが好きなキャラクターだ。いってらっしゃいとかおつかれさまといっているのはまさに通勤利用の多い京急線(と乗り入れ路線)の利用者を意識をしているようだ。

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先頭車の運転手室・車掌室と扉の間には京急の帽子をかぶったリラックマの顔が描かれている。先頭車両の2両はこのデザインで、中間6両はリラックマの顔が描かれていないが同じラッピングだ。

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車内広告は吊り広告もドア付近の広告もこの2種類だけだ。車内広告はこれだけで埋められている。外見も派手で、車内広告もミュージックビデオという濃いところをついてきた西武のきゃりーぱみゅぱみゅと比べると、シンプルなように見えるが、リラックマを広く知るにはこれでも良いのかもしれない。

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この京急1000形のリラックマトレインは、京急のホームページで運用が分かり、前日の14時以降に翌日の運用が発表される。時には京成線を越え、北総線の印旛日本医大まで乗り入れることもある。(成田空港には装置の関係で乗り入れが不可能、平日の京急車両の京成快速の81Hにも基本的には入らない)

京急久里浜駅をリラッ久里浜駅にするなどの駅名などにも凝っているなど京急とリラックマのコラボレーションは9月30日まで続く予定だ。女性だけでなく、男性も楽しめそうな車両だ。そして浅草線や京成線、北総線にも乗り入れ、リラックマのスローなイメージとは対照的に活発に動いているようだ。それだけでなく、京急のような高速運転をする路線にスローなイメージのリラックマが走っているのも面白い。

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リラックマの名言に「まあ、ごゆるりと」というマイペースやスローペースを表現をした言葉があるが、こちらの車両は「まあ、ごゆるりと」どころではなく早めに追っていくのが一番かも知れない。ちなみに、ビバダラダラもリラックマの名言の一つだ。9月11日には品川〜三浦海岸間でこの車両を使った特別列車も運転をする予定だ。

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京急は9月2日の夕方に少し撮影をしたので、こちらについては後日別立てで記事を作る予定だ。夕方の京急は昼間とは違う編成があるのでそちらを紹介をしたいと思う。