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9月に週刊少年ジャンプでの連載が終了をしたこちら葛飾区亀有公園前派出所。9月17・18日には惜別企画として京成のこち亀のラッピングバス・ラッピング車両を紹介をしたが、今回は亀有駅周辺で行われたこち亀フィナーレのイベントについて紹介をしたい。当初は、日本橋高島屋のこち亀展へ行って展示を見たいこともあったが、あいにくの多忙なので、今回は亀有駅とその周辺でのこち亀のイベントや亀有駅周辺のこち亀の銅像について紹介をしたい。

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こちら葛飾区亀有公園前派出所の最終回が掲載をされた週刊少年ジャンプの発売をされた9月17日から亀有の駅前には、秋本治先生をねぎらう垂れ幕が南口と北口に出された。こちらが南口だ。

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北口にも垂れ幕が縦書きが書いてあった。いずれも秋元先生をねぎらうものだ。

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さらに北口には、両津勘吉が「やったぜ」、中川圭一巡査が「すごすぎて言葉が出ません」と200巻を祝う3枚のポスターがあった。

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亀有駅に施されたこち亀のラッピングを紹介をしよう。

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駅の床にはこち亀の漫画の単行本200冊の表紙が書かれた。懐かしく感じるものもあれば、100巻を超えてからが様々なイラストの表紙が増えているようにも見える。葛飾や上野・浅草などが書かれたものもあれば、メンバーをフューチャーをしたり、これまでのこち亀の歴史がこれだけで凝縮をされているようだ。自分が読んでいたもの、友人の家で読ませてもらったものなど懐かしさも感じた。

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階段にはこち亀の背表紙が1段ずつ書かれた。これを見ても懐かしく感じるが、ここまでやるとはまさに手が込んでいるようだ。

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そしてエスカレーターの手すりには両津勘吉が書かれている。白黒で書かれている。駅に入ってからホームに入るまでずっとこち亀の世界にいるようだ。このようなこち亀一色になっている亀有駅だった。しかしこれは9月30日で終わってしまった。駅もこれでもかというほどこち亀のフィナーレを盛り上げていた。

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8月7日には亀有駅の南口に両津・中川・麗子の3人のカラーの銅像ができた。こち亀に関する銅像は、実に15体に達した。

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では、亀有駅周辺にある主な銅像を紹介をしよう。これが亀有駅の近くのアリオ亀有の近くの香取神社の境内にある少年よあの星を目指せという銅像だ。両津勘吉が左上を向いている。そしてこち亀についての分かりやすい紹介が書いている。

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香取神社には亀有の街の地図がある。ここにはこち亀の銅像の全てがある。それ以外にも亀有の観光案内についてかいてある。

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亀有駅南口にあるわはは両さん像だ。両津勘吉が街の中で笑顔を出している。この辺りはかつて亀有名画座という小さな映画館があった。今、亀有の界隈ではアリオ亀有で映画を見ることができる。

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これは亀有駅南口の商店街にあるトンチンカンという3人の銅像だ。トンチンカンとは両津勘吉だけでなく、豚平・珍吉という小学生時代の友人たちで、特に両津勘吉の生まれ育った浅草や上野を舞台にして小学生時代の両津勘吉とこの仲間たちの話が多く書かれた。浅草の花やしきを舞台にした話や上野駅で転校をする同級生などを見送る話などは子供の頃の両津勘吉と仲間たちが繰り広げている。

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こちらはバス通りにあるサンバ両さんの銅像だ。駅の南口のバス通りにあることを強調をしたくて、京成バスとともに写した。

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こちらは駅の北口にある敬礼両さんの銅像だ。これは両津勘吉が立派に敬礼をしているものだ。こちらの銅像は、亀有駅前から出発をする日立自動車交通バスを入れて撮影をした。日立自動車交通バスは亀有駅周辺では亀有駅と隣の綾瀬駅との間を2本のバスが走っている。

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それ以外にも亀有公園・亀有駅のバス乗り場などにも銅像がある。亀有ではこれでもかというほどこち亀の銅像がある。なんか少し作りすぎたという感じがしてならない。地元に近い私がそのように感じるのだが、よその地域ではどう見えるのだろうか。

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最近では葛飾区ではキャプテン翼に熱を注ぎ、四ツ木や立石でも銅像を乱発をしている。こち亀が終了をして、葛飾区もキャプテン翼に思う存分力が入れられるのかもしれない。

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亀有駅と千代田線6000系だ、こち亀の始まる1976年から走ってきた6000系。今、この時代も6000系は10本ほど残っている。1976年以降に製造をされた車両も多い。何しろ1990年まで製造をされていた。こち亀の時代の亀有を走る車両がこの車両かも知れない。千代田線6000系・こち亀ともなくなってしまうのは時代の終わりなのかもしれないと感じることもある。

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今や小田急の車両もやってくる亀有駅。このような年にこち亀が終わってしまうのはなにか時代の移り変わりなのかもしれない。私は長く、こち亀について馴染んできた。このような作品がなくなってしまうが、単に新しい作品がかかれないだけで、漫画やアニメなどで過去のこち亀を再発見をするチャンスなのかもしれない。おそらくこち亀については長いこと残るかも知れない。アニメについてはDVDもあるし、BSアニマックスなどの有料チャンネルでも見ることが出来ることもある。こち亀は永遠の記録に残るかも知れない。これがこの作品の最大の遺産かも知れないと思う。