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2016年11月28日の京都鉄道博物館の訪問記。その第2弾は、京都鉄道博物館のスカイテラスでの風景と梅小路の蒸気機関車館から紹介をしたい。この記事からは、昨年末に紹介をした東海道新幹線のうちドクターイエローと700系新幹線についてはのぞいている。第1弾はこちらから。東海道新幹線の一部を紹介をしたものはこちらから。前回の記事から5週間も経ってしまい、かなり遅れてしまい、すいませんでした。

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京都鉄道博物館は、JR東海道線(京都線)、JR嵯峨野線、そして東海道新幹線に面しているために鉄道を見ることができる。そこは大宮の鉄道博物館と似ている。

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上は東海道新幹線、下はJR京都線だ。ここでは東寺をバックにして写真を撮ることができる。私が京都鉄道博物館へ早く行きたいと思ったのは、ここから東寺をバックにして鉄道を撮影をしたいということがあった。いかに京都だとこれがわかるからかもしれない。過去に神戸の川崎重工から甲種輸送をされた千代田線の16000系などをツイッターで見たことがある。京都鉄道博物館では思わぬ車両との組み合わせを撮ってみたかった。

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こちらは京都と関西空港を結ぶ281系の特急はるかだ。特急はるかと京都の東寺を出してみた。現在、関西空港は訪日外国人やLCC客などで多くの賑わいを見せている。特に京都市や神戸市などはインバウンド利用の多い都市だ。特に京都のホテルは取りにくい状況になっている。このような客などを乗せて特急はるかは走っている。

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関西らしい車両を2つ。まずは117系だ。現在、117系が最も東で走っているのは京都総合車両運転所に所属をしている車両だ。主に湖西線や草津線で走る。117系は長くこの地域ではお馴染みの車両だ。一時期は、浜松から下関まで見られたが、今はJR西日本の京都・和歌山・岡山の3箇所がメインだ。221系はご存知、四半世紀以上、この地域の快速や普通列車の車両でこの数年ではリニューアルも進んでいる。

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次は梅小路蒸気機関車館へと話をつないでいく。京都鉄道博物館は、梅小路の蒸気機関車館と新設をする鉄道博物館の複合施設であることはご存知の通りだ。今回はこちらの梅小路の蒸気機関車館とあわせて紹介をしていく。

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京都鉄道博物館に展示をされているSLはC62形の26号機だ。これはかつて大阪の交通科学博物館に展示をされていた車両だ。Cなので三輪、62形なのでテンダー式の機関車だ。

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博物館内はこの日は機関車の頭出しの日だったので、多くのSLがいた。

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京都鉄道博物館の常設のSLといえばSLスチーム号だ。この日は、C61形の2号機が牽引をすることになる。ここではSLスチーム号について主に取り上げていきたい。

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SLスチーム号は梅小路時代から続くSL列車だ。京都鉄道博物館へのリニューアルにあたり、車両自体もリニューアルをした。300円払えば乗ることもできる。

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これは梅小路の蒸気機関車館内で入れ替え作業をするC62形の2号機だ。下からも煙を出している。このような姿にSLは惹かれてしまう。このC62形2号機もSLスチームに使われることもあるのだ。

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C61形・C62形の並んだシーンだ。2つの機関車がこの京都鉄道博物館では主力の車両だ。

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転車台には、C56形の160号機がいる。この車両はSL北びわこでお馴染みの車両だ。56なのでテンダー式の機関車だ。東武のSL大樹で走るC11形と違いタンク式ではない。テンダー式は、後ろに炭水車を備えている。これはSLにおいては基礎知識かもしれないが、改めて知ってみると面白いものだ。

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この梅小路にいるときに、SL北びわこの相方の客車の12系がEF65形に引かれて大阪の宮原車両区へと改装をされるシーンを偶然に見てしまった。時間を知っていたらデッキで東寺とともに撮影をしていたのに!と思った。前日、SL北びわこが米原〜木ノ本間で運転をされたのであるが客車だけは別に回送をした。

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屋内の検修倉庫では、D51形200号機が検査を受けていた。この車両は近い将来に営業運転に復帰をする可能性もある。その為に車輪も炭水車も外された状況になっている。この車両は、SL北びわこなどにも充当をされる可能性もある。この牽引の北びわこなども楽しみだ。

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ここにいるSLは多くの車両がいる。菊紋章をつけたC58形1号機などもここでは撮影をした。ここでいちいちすべてを紹介をすると記事が長くなるからここでは省略をする。

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京都鉄道博物館のスカイテラスと梅小路の蒸気機関車館とあわせて、京都鉄道博物館の特徴は生で走行をしている車両の姿を見ることとSLについての生での体験ができるところにあるのかもしれない。スカイデッキからは東海道新幹線とJR京都線を走る列車・京都総合車両運転所への回送の車両を見ることができる。そして梅小路の蒸気機関車館ではSLスチーム号を通じて、SLの生の姿を見ることができるだけでなく、検修倉庫ではSLの整備なども見ることができる。これだけでも他の鉄道博物館とは違うということが感じさせられる。次の記事では、京都鉄道博物館の屋内展示を中心に見てみることにする。