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3月20日に行われた北総9000形のラストラン。この撮影の模様をこちらではお届けをする。

北総9000形のラストランは午前と午後の2回で印西牧の原〜矢切間の千葉県内の往復で、江戸川を越えて東京都内には来なかった。今回も京成3500形の未更新車両と同じく、撮影に回ることにする。

今回のラストランは撮影を3か所で行うことにした。まず新鎌ヶ谷駅で、北総線の一日券を購入をする。一日券は窓口販売となるが、suicaなどのICカードでも購入をすることが可能だ。

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1本目の撮影地に選んだのは白井駅の東側だ。まだ桜の開花シーズンではなく、車両を撮影ができる場所として選んだ。北総線は新鎌ヶ谷以西は高い防音壁や掘割などの関係で駅での撮影ができる場所しかなく、以東であれば印旛日本医大までの間は駅間の撮影ができる場所が多い。この辺りは片側方向の道路2本を挟んで鉄道が走るという大阪や神戸などの関西で見られるような構造になっている。

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北総7500形や京急の1000形のステンレス車両もやってきた。京急の1000形の最新編成は少し前に京急に乗車をした時に見たが、それは別の機会で記事を書くことにする。京急1000形はアクセス特急としての乗り入れだ。

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11時10分に印西牧の原を出ることになっていたので、11時20分くらいには遅くとも通過をすると思っていた。まず1本目だ。

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立体交差の影のぎりぎりで撮ったものと少し影が入ってしまったものだ。でも影は仕方ないかもしれない。ヘッドマークだけでなく、急行灯もついている。北総9000形のライトは京成の車両の多くと同じく上部についている。ヘッドマークは9011号車はさよなら9000形だ。

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側面も撮影をした。側面の窓割は他の車両では見られないものだった。これも9000形の一つの特徴だった。足回りも台車だけでなく、制御機器なども入れてみた。そして先頭車両には住宅都市公団時代のマークがついている。この車両は昔は住宅都市公団の車両だったが、のちに千葉ニュータウン鉄道になっている。桜の時期には早すぎたが、通いなれた場所を通る風景だった。

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矢切からの2本目を撮影をするのは、新鎌ヶ谷駅の構内にする。撮ってみたかった構図でやってみたくなったからだ。

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11時45分ごろに新鎌ヶ谷駅を通過をした。後ろに見えるのは新京成線の北初富駅の新駅舎だ。北初富駅も、近々高架になるが、北初富駅を入れてみたかったのもある。北初富駅は、この車両は1992年までは、新京成と北総の乗り入れる駅だったからだ。当初は新京成線で松戸駅まで乗り入れていた。その北初富駅も高架になるのだから、その姿を入れてみたかったからだ。

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新鎌ヶ谷駅を高速で通過をする。スカイライナー並みの高速とは言わないもののとにかくスカイライナーが走る路線としてそれに恥じないような動きだった。この背景であれば秋から冬にかけては富士山が見えることもあるのだが、新鎌ヶ谷駅で富士山をバックにして撮影をしたときにこの車両が来なかったのが何より惜しかった。富士山とこの車両のコラボレーションが撮影ができなかったのは後悔すべき点かもしれない。9018号車のこちらのヘッドマークはありがとう9000形だ。

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新鎌ヶ谷駅には警備員の方もいた。最近は各所での撮影のトラブルなどから駅や撮影地で警備員の方も増えているように見える。

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新鎌ヶ谷駅からは京急1000形で印西牧の原へ向かう。この駅でアクセス特急の待避をする。印西牧の原はアクセス特急の通過駅なので注意をしなければならない。

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そして印西牧の原駅に着く。今回のラストランツアーの起終点駅だ。多くの方が撮影をしている。この駅の名物の観覧車と9000形の撮影で最後を飾ることにする。

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そして唯一無二になりそうなのが9011・9018号車に貼っていた公団のマークと印西牧の原の観覧車だ。印西牧の原の観覧車は2007年に開業をし、公団でなくなった時代以後のものだ。なのでこれが唯一の公団マークと印西牧の原の観覧車ということになりそうだ。

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これがヘッドマークのアップだ。向こうから撮影をしたものだ。9011号車のさよなら9000形というヘッドマークになった。1984年から2017年まで33年間北総線を走り、当初は新京成に乗り入れ松戸まで入っていたが、1991年以降は高砂まで北総線が開通をし、京成押上線や都営浅草線・京急線にも乗り入れた。

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これが9000形との最後のカットだ。この車両との最後のカットになった。京成線で身近に見ていた時代は10年前に引退をした北総7000形ほどのインパクトはなかったが、室内が温かみがあり、仕切り板などが変わっていて、この車両も良さげな車両だなと思っていた。京成線や浅草線で身近に乗っていたことも多かったこの車両、ついに別れの日がやってきた。長年お世話になったものだ。今回の撮影は時間の都合上、午前中のみで午後の部は行わなかった。

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この後、隣の千葉ニュータウン中央駅へ向かい、駅から12分ほどの場所にあるベイシアでセルフカレーを食べて帰ることにした。ベイシアは千葉県内にも京成や北総沿線にもあるのだ。

このラストランイベントでは、北総線では印西牧の原での車庫見学があったが、その際は特に北総の係員の方が定時運行を守りたいから早くしてくださいというようなアナウンスがあったようだ。北総線は京成スカイライナーのダイヤを最優先させているために、どうしても定時での運行を守りたかったのかもしれない。

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北総9000形の後釜になる車両は9800形で、京成3700形の3738編成を青と黄色の2色の帯にして走らせる。すでに21日から運行を開始をしている。黄色の帯になる京成3700形は史上初めてだ。慣れるまで時間がかかりそうだ。特に下の写真の実籾駅には営業運転で走る機会はほとんどなくなりそうだ。

記事のタイトルのサヨナラの意味は、乃木坂46の一曲であるが、乃木坂46のメンバーは千葉県内でキャンペーンに出ているメンバーもいたり、京成の駅で配られているニッポン放送のタイムテーブルには乃木坂46のメンバーが出たこともあった。

そして9000形の懐かしの写真を2枚ほど紹介をする。
都営5200と北総9000系
こちらは2006年の都営5200形のラストランの時の印西牧の原駅での写真。5200形とぴったり並んだのだ。もう10年以上が経過をするが、このような日常的な姿さえも懐かしく感じる。都営5200形は新AE形スカイライナーと共演をすることなく終わってしまった。ともにもういない車両になってしまった。

北総9000新逗子
トリを飾るのはこちらだ。立石駅付近を走る公団のマークがついていた時代の9000形だ。行き先も京急線直通の新逗子行きだ。かつては北総の車両も京急の多摩川から南の横浜や逗子方面に乗り入れていたのだ。京急線の京急川崎以南での画像が見つからなかったが新逗子行きという表示がみられたのは貴重だ。