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3月25日のダイヤ改正で鳴り物入りで登場をした西武鉄道〜東京メトロ〜東急電鉄の直通列車のS-TRAIN。平日は、所沢〜有楽町線豊洲、土休日は東急東横線・みなとみらい線元町・中華街〜副都心線経由で西武秩父や飯能を結ぶ西武40000系車両を使った有料制の列車だ。早速4月2日にS-TRAINに乗車をしてきたのでその模様を報告をしたい。

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乗車をするのは副都心線の新宿三丁目駅からだ。副都心線の新宿三丁目駅では、ロゴマーク付きで表示をされる。新宿三丁目駅ではホーム上の自動券売機で購入をすることになるが、前売りで買いたい場合は副都心線の駅務室で購入をしなければならない。前売りは東京メトロの駅で買う場合は停車駅のみで有効で他の駅では買うことができない。なので東新宿駅や丸ノ内線新宿駅など他の駅では買うことができない。

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西武の40000系車両は試運転の撮影やイベントなどへ行ってなく、この時が初めてのお目見えになった。西武40000系は、クロスシートのS-TRAIN仕様とロングシート仕様の2つのタイプに座席を入れ替えることができる。東武東上線のTJライナーの50090形や近鉄のLCカーなどと仕様は同じだ。S-TRAINはクロスシートにて運転をされる。

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座席はリクライニングをしないが、シートピッチはかなり広く取ってある。コンセントもあり、座席にはジュースホルダーもある。座席が固いという酷評も目にしたが、シートピッチが広い分、それは気にならなかった。

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新宿三丁目駅を出て、乗務員が来た。検札は省略をするが、代わりに券を買わずに乗車をした客への乗車券販売が行われる。券を買わずに乗車をした場合は追加料金が取られてしまう。そこは気を付けないといけない。ただ新宿三丁目駅の販売個所が一か所のみなので時間には気を付けなければならないかもしれない。

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池袋駅では、降車のみの停車で乗車はできない。2分くらい停車をする。そして小竹向原駅では乗務員交代のために停車をする。新宿三丁目を出ると石神井公園まで乗降両方できる駅がない。練馬駅からは西武池袋線に入る。その練馬駅ではスイッチの切り替えだったか乗務上の都合でやはり2分くらい停車をする。

練馬駅を出て、複々線区間を一気に通過をする。北には豊島園、南には富士山を望むことができる。富士山は秋冬だけだ。石神井公園駅に停車をすれば、次は所沢まで止まらない。快速急行や急行の止まるひばりヶ丘駅は通過をする。

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所沢駅に停車。ここからはそこそこの利用者が出てきた。しかし新宿三丁目の時点では半分くらいで、石神井公園でもほとんど変わらなかったが、所沢で数人の乗車をした。所沢駅を出ると次の停車駅は入間市駅だがほとんど乗降がなかった。そして飯能駅に着く。ここでは向きが変わる。

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いよいよこの車両で秩父への幻想的な山越えが待っている。飯能と西武秩父の間は、とにかく山が深い区間を通り、これまでとは違う風景が待っている。

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40000系車両は、4号車にWCがあり、長距離乗車に配慮をしている点がある。車両としては、10号車にパートナーゾーンが設置をされ、これはフリースペースの拡大版だ。そのためにロングシート使用時を含めてこの車両には極端に座席が少ない。貫通ドアはガラスで、これは最近まで製造をしていた30000系や東京メトロの千代田線16000系や日比谷線13000系とも同じだ。しかしながら有料列車でガラスの貫通扉は何か落ち着かない点もあるかもしれない。それと車端部はロングシートでこの座席もS-TRAINで走るときは販売をする。ロングシートで座席を払うのは何か勿体ない気もする・・・

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そしていよいよ飯能を出て、山越え区間へ。飯能を出ると西武秩父までノンストップだ。特急レッドアローと違い横瀬駅には停車をしない。この区間は、桜の満開にはまだ遠かったが、早咲きの桜や梅などが咲いている。池袋線の真の終点駅の吾野駅を過ぎ、山がさらに深くなる。道路が低く、鉄道が高架で通り抜ける。そしてほどなく正丸駅を通過をし、正丸トンネルに入る。正丸トンネルは約5劼猟垢気澄

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芦ヶ久保駅を通過をする。ついに秩父にやってきた。武甲山は雪をかぶっている。秩父の場合は、幻想的な風景があり、長いトンネルを抜けたその先にあるので感動をしてしまう。これが秩父に西武線から入ることの魅力だ。それを味わいたく、今回は西武秩父までS-TRAINに乗った。通過をする横瀬駅には新宿線を走っていた2000系が止まっている。2000系は廃車が発生をしたそうだ、西武の2000系も特に初期の車両は40年以上するの、ついに廃車になるのかと思った。

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西武秩父駅には9時15分に到着をした。新宿三丁目駅から1時間32分だった。レッドアローで池袋と西武秩父の間が約1時間20分なので、一部が地下鉄区間であることなどを考えるとまさに特急と変わらない俊足だった。

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西武秩父駅でこの40000系車両を撮影をする。武甲山を合わせてこそ秩父にやってきたと実感をさせるものだ。この車両の外見は、先日まで製造をしていた30000系はもちろんのこと、東急の5050系にも東京メトロの10000系にも似ている。まさに副都心線を走る車両と西武の車両を合わせたような感じだ。西武は車両の宣伝が結構旨いから、良い車両のように見えるのかな。

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西武秩父駅は、4月24日にリニューアルオープンをする。これは駅の中に温泉やフードコートを設けたものに様変わりをするものだ。そして山小屋をイメージをした西武秩父駅の名物駅舎も復元をされている。

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西武秩父駅の広告にはS-TRAINについての広告もある。渋谷・横浜方面へのお帰りをアピールをするものだ。帰りのS-TRAINは西武秩父駅を17時5分に出て、新宿三丁目駅に18時台後半に着き、渋谷や横浜には19時台に到着をするものだ。朝7時台に横浜や渋谷・新宿を出るので、秩父に着くのは9時台の前半だが、長瀞や三峰などの秩父の有力な観光地の滞在にも十分使える。秩父鉄道のSLパレオエクスプレスに乗車をするのも良い。秩父の魅力が味わえることができるかもしれない。