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ゴールデンウィーク前半の4月30日から長野方面へ行っていた。その理由は長野で話題の車両を撮影をしたいことと長野県内の旧友を訪れることも目的にしていた。

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東京から長野まで新幹線で行き、長野駅で北信州ツーデーパスを買う。この乗車券は、長野県北部のJRやしなの鉄道、長野電鉄などが2日間乗り放題になる周遊券だ。3510円で、回ることができるのでお買い得だ。長野市といえば、昨年放送をされた大河ドラマの真田丸でも市内の松代などが舞台になった。真田丸が終わり、初めて長野市方面に向かう。

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長野駅からはしなの鉄道で、目指すのは黒姫だ。黒姫は黒姫山に雪が被っている。そして何よりも桜が咲いている。4月末に桜を愛でることができたのだ。この辺りは豪雪地帯で3月下旬まで雪の残る場所なので、桜が遅咲きなのかもしれない。長野市と周辺は4月15日から20日くらいに桜が咲き、そのころに満開になる。長野市内では桜は見られなかったが、この辺りは桜が見ごろだった。

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黒姫駅からは古間駅寄りに徒歩15分の場所にあるしなの鉄道の有名な撮影地へと向かう。すでに30人以上が集まっている。そう、この車両を撮影をするためだ。

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その車両とはしなの鉄道を走る115系のS7編成だ。この色は4月初めから色を1980年代末期から90年代の信州色に変えて走っている。この色は主に長野県内を拠点にする115系や169系などこの地域を走る車両に使われた。当時は写真では見たことがあるが、生では見たことがあったかな・・・実は長野から黒姫までこの115系に乗っていた。この日は主に長野〜妙高高原間の運用についていた。

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こちらが雪のかぶる黒姫山をバックに走る115系しなの鉄道のS7編成だ。晴天であっただけに鮮やかな風景を撮ることができた。本当に大満足の写真になった。

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まだまだ次の長野方面まで時間があるので、続いて妙高高原方面に向かうしなの鉄道の115系を撮る。北陸新幹線の金沢延伸後、長野〜妙高高原間は旧信越本線からしなの鉄道に変わった。この黒姫山をバックに走る115系ももしかしたら短命になるかもしれない。しなの鉄道の115系は今後はどうなるかはわからないからだ。

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この黒姫のある長野県の信濃町は小林一茶のゆかりの地だ。町には小林一茶の銅像や石碑などが多い。この時季には桜とこいのぼりという東京では見られない風景も見られた。

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黒姫からは長野駅へ移動をする。長野駅には飯山線のキハ110形とJR東海の383系車両が並んでいるのを撮った。

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飯山線は新潟県の越後川口行きと383系の特急しなのは名古屋行きだ。これをみてもわかるようにAKBグループの2つのグループの本拠地(新潟はNGT48、名古屋はSKE48)へと向かうこともわかる。名古屋と新潟を1枚の写真で収めた写真がこちらだ。その昔は、名古屋と新潟の間を急行赤倉という列車が長野経由で走っていたのだ。SKE48とNGT48の本拠地の間くらいにあるのが長野市なのかな・・・名古屋駅と新潟県内を結ぶ列車が発着をするのは東京を別にすれば、長野駅と富山駅くらいかな。

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長野駅からは長野電鉄に乗り、友人のいる場所へと行くために長野県内で用事があったのだ。そちらについては省略をする。久しぶりに小田急の元Hiseロマンスカーのゆけむりに乗った。

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ゆけむりの車両は1000形車両だ。小田急を引退をして5年。ロマンスカーの名車両だったこの車両。今は長野でしか見られなくなった。今回は展望席に座ることができた。なおこちらの記事については別建てで書いていくことにする。

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長野でもルマンドアイスを買うことができた。長野駅周辺では、駅周辺のコンビニのセブンイレブンやデイリーヤマザキなどで扱いがあった。今やルマンドアイスはこの地域では欠かせないものになった。ルマンドアイスは、前の記事でも書いたが、昨年に新潟・富山・石川・福井の4県でまず販売をし、今年に長野や山梨でも販売をしだした。更にゴールデンウィーク明けには九州の宮崎や鹿児島でも販売をするようになった。

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その用事が終わり、北陸新幹線の飯山駅に到着をした。飯山駅は北陸新幹線とJR飯山線がつながる駅だ。

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北陸新幹線の飯山駅を初めてみる。この駅は、はくたかのみの停車で、東京〜長野間のあさまは来ず、かがやきは止まらない。この飯山駅は野沢温泉などへの玄関口だ。冬季は豪雪地帯でも知られる。北陸新幹線に冬に乗るときに本当に雪国に来たと実感させる駅かもしれない。その証拠として屋根に覆われているからだ。

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さて、長野まで飯山線で戻るが、この時に奇跡が発生をしたのだ。そう、飯山線のキハ110形に施されている過去に飯山線がまとっていた青とクリーム色のリバイバルカラーの車両が来たのだ!!車両はキハ110形の233号車だ。

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車両にはVOITURE AMITIEというアルファベットが書かれている。これはフランス語で友情の列車という意味で、1990年代前半に飯山線を走っていた車両に書かれていた。当時はキハ28形やキハ58形だった。こちらも当時の写真でしか見たことがない。

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まるで長野の夜に似合うこの色。長野の夜空をイメージをしてこの色になったのかな。千曲川や信濃川の青かもしれない・・・

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この日の晩は長野市内に泊った。翌朝に撮影に行きたいこともある。しかし、5月1日の天気はあまり良くないようだ。朝だけ撮影をして、午後は違う場所を目指すことにする。

次の日は天気が良くなかったのでルートを変えてみることにした。それとこの周遊券のフリー区間のとある駅を目指すことにする。