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都営新宿線では最近、10−000形の10−300形への置き換えが進展をしている。その中で、とりわけ衝撃的な出来事が起きてしまった。

それは1992年に2編成導入をされた10−000形の第7次車両の一つの第26番編成が廃車回送が行われたことだった。私はこの情報を6月7日にツイッターで目にした時にショックを受けてしまった。

都営新宿線の10−000形は長きにわたって、同一形式がマイナーチェンジをしながらも導入をしたので、一番古いものは1970年代の末期に製造をされ、最も新しいものは第8次車両の1997年まで製造をされた。(1997年の製造車両は第27・28番編成)

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現在残る10−000形は2017年6月1日現在で5編成(24〜28編成)だけだ。すべて1988年以降に製造をされた車両だ。いつのまにかこんなに減らしていたことに驚きを感じる。

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その中でも25・26番編成は、都営新宿線の中では特に思い入れのある車両だ。この25・26番編成は、車内に銀座線の01系や丸ノ内線の02系などのようなマップ式の電照路線図案内を備え、外は1990年代には珍しかったLEDの方向幕ということで、それだけでなく、従来型の車両よりも室内が明るく、これは少し変えただけでも印象が変わったなということと先進性を感じてしまった。当時は新宿へ行く機会も今と違って、少なかったので、この車両に乗ることがまさに当たりだった。そのために都営新宿線の車両では最も好きな車両で幸運を呼ぶ?車両だった。

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これは京王線桜上水駅での写真だ。京王線内では快速などの優等列車に入る場合は上部の急行灯を光らせて走る。京王の場合は急行灯を付けることが原則になっているようだ。

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矢継ぎ早のように置き換わる10−000形の中でも25〜28の4編成はまだまだ安泰だろうと少し思っていた。しかしながら意外な?廃車によって、10−000形ももう終わりが近いと考えてしまった。ただ足回りがチョッパ式でVVVF制御でないことが何かとネックになっているかもしれない。特に都営新宿線の乗り入れ先の京王では、所属をするすべての車両がVVVF制御であるために、そのような事情も考えられるかもしれない。

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これは1月に船堀駅前のタワーホール船堀から撮影をした10−000形の第7次車両だ。荒川を越えて、新宿方面を目指すこの姿ももう見られなくなるのか。番号は25か26かはわからないが、このような記録ができてよかったがここは撮影が意外と難しい場所だ。

この10−000形のうち、特に1990年代に製造をされた4本の車両は、特に他の車両に比べて先進性が高く、乗って幸運になることが多かっただけに、これらの車両は何か惹かれるものがあった。突然という曲は、その1990年代のうち、1995年のヒット曲だ。まさに突然の別れという感じだ。

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現在導入を進めているのは、10−300形の500番台以降の車両で、千代田・常磐線のE233系などをベースにした車両だ。車両編成が長くなるのはよいが、何かJRと規格が同じような車両だと個性が以前のように感じられないのも事実だ。都営新宿線なのに千代田線に乗っているような感じにもなるのも事実かもしれない。

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都営新宿線は、千代田線は緑色の路線カラーだけでなく、東は江戸川の向こうの千葉県から荒川を越えて、千代田区内を走り、更に山手線の西側では京王線や小田急線に乗り入れ、世田谷区内を走り、多摩川を越えて、多摩ニュータウンの中心の東京都多摩市方面を目指すという点に共通点がある。この2つの路線の接点があるのは千代田線の新御茶ノ水駅と都営新宿線の小川町駅のみだ。

緑の車両で危ないのは千代田線の6000系だけでない、都営新宿線の10−000形も同じくらい危ないと感じさせた。

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このタワーホール船堀からは東京スカイツリーと東京ディズニーランドだけでなく、ディズニーランドの後ろに房総半島が見え、更に富士山や筑波山も見ることができる。これは空気の澄んだ秋や冬だけの特典だ。ここは東京を様々な点から見ることができる名所だ。