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7月に初代SEロマンスカーの運転開始から60周年を迎える小田急ロマンスカー。こちらでは2017年に撮影をした小田急ロマンスカーを中心にお届けをしたいとともにロマンスカーについて思うことなども書いてみたい。


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小田急ロマンスカーといえば、2018年に70000形車両の新ロマンスカーが登場をする。名称は、まだ決まっていないが、商標登録はされているようだ。こちらについては公式まで待つことにする。そして、今年の3月1日からは30000形EXEロマンスカーのリニューアル車両のEXEαもデビューをした。デビュー間もなく新宿駅で停車をしているシーンを撮影をしたので紹介をする。


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現在の最主力のロマンスカーの一つが60000形MSEロマンスカーだ。こちらは、新松田駅の南側にある酒匂川の鉄橋で撮影をした。撮影をしたのは2月12日であったが、小田急と富士山を撮ることのできる絶好の撮影地だ。

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今や千代田線の北千住発着のメトロはこねなどにも使われ、隅田川の向こうまで乗り入れ、回送として荒川の向こうまで乗り入れる。また御殿場線の御殿場駅までも特急あさぎりとして乗り入れる。このMSEロマンスカーのメトロはこねに北千住から(まで)乗ることもあるが、北千住から乗り続けていると地下の向こうには山手線を越えた別の風景が待っているというワクワク感がある。西日暮里や新御茶ノ水、国会議事堂前などの千代田線の主要駅を飛ばし、本当に目的地まで行かれるのだろうかと常に感じてしまう。逆の場合は、本当に北千住まで乗っていてもいいだろうかと思う。日常感と非日常感とがゆっくりと流れ出し、代々木上原駅(逆の場合は新御茶ノ水駅や西日暮里駅)あたりを境に大きく分かれてしまう。そして北千住発の場合は代々木上原駅を過ぎて、小田急線に入り、一気に加速をし、多摩川を越えたあたりからいよいよその気分になる。いずれにしても新宿発の列車とは全く違うような空間が待っているのかもしれない。千代田線から新宿へ行く場合は、西日暮里で山手線や新御茶ノ水駅で中央線などに乗らなければならず、そこでも混んでいて、新宿までもが待ちくたびれてしまうこともあるかもしれない。それを避けて、行けるのも何か優越感もある。

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こちらは千代田線の綾瀬〜北綾瀬間の公園でアジサイと撮影をしたMSEロマンスカーだ。箱根といえばもはや国内屈指のアジサイの名所だ。ロマンスカーで箱根でアジサイを愛でにいく方も多いかもしれない。まさにこの準備段階の写真がこれかもしれない。この公園での写真は後日別の記事でも紹介をしていく予定だ。千代田線からのロマンスカーはメトロはこね・メトロホームウェイだけでなく、メトロ湘南マリンやメトロ紅葉号などの臨時列車にも使われ、江ノ島や丹沢(伊勢原方面)などの箱根以外の観光地への列車としても走らせることもある。

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こちらは30000形EXEロマンスカーだ。今では一部の車両が、リニューアルをされているが、リニューアル車両はまだ一度しかお目にかかっていない。この車両は、リニューアルに伴いメタリックの車両からシルバーの車両に変わる。この車両の好きなところは、床にカーペットが強いてあり、座席に厚みがあり、快適な環境を過ごせるところかもしれない。当初は展望席がないなどといろいろ言われていたが、居住性や落ち着きについてはどこにも負けていないと思う。リニューアル車両も、座席なども改良をされ、乗り心地はさらにグレードアップをしている。ゴールデンウィークまでは、運行予定を出していたが、今では当たるのは運の問題かもしれない。

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そして7000形LSEロマンスカー。バリアフリー対策が功を奏して、長生きをした形になるが、このロマンスカーも2018年以降も残るのではないかという観測もある。それはロマンスカーの増発なども来春のダイヤ改正で検討をされていて、その影響で残るのではないかとされている。あとはEXEロマンスカーのリニューアル工事によって車両不足が起きているという話もあるそうだ。なのでまだこの雄姿は見られるかもしれない。とはいえ撮影は早めに進めた方がいいかもしれない。

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今回は50000形VSEロマンスカーについては最小限にする。こちらについては今回ではなく、昨年夏にホームウェイとして乗った感想を書いている。(詳しくはこちら)過去に桜との撮影の際に被られたこともあるが、今回も富士山とのコラボレーションは撮影ができなかった。なかなか撮影の時にタイミングが合わないことも多い。50000形は10年以上が経過をするが相変わらずロマンスカーのフラッグシップとしての人気が非常に高く、展望席などは相変わらずの高い人気を誇っている。座席に角度をつけていることなどが一つの特徴かもしれない。今では新宿→藤沢間のホームウェイに入らなければならないほどの需要に回っているが、なにかこの車両を通勤に使うのは何か贅沢すぎるのも事実かもしれない。

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最近2012年まで走っていた10000形Hiseロマンスカーについて、保存をされている3両がどうなるのかという話が話題になった。なぜならば、6月末に喜多見から相模大野の車庫に深夜に回送をされ、それがどうなるかということだったらしい。こちらについては真相はこちらのページにある。怪文書騒動というのはどうだろうかと思う。

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Hiseロマンスカーは、2編成が長野電鉄へと移籍をし、長野と湯田中を結ぶ特急ゆけむりとして走っている。こちらには4月末に長野へ行った際に長野では約10年ぶりに乗車をした。小田急では末期に乗っているので6〜7年ぶりくらいだ。

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長野でのゆけむりに乗車をした際には、なんと展望席に座った。そこでの風景などをここでは紹介をしたい。途中では、地下から地上へ上がるシーン、北陸新幹線を越えるシーン、数年前にかけ替えられた千曲川の鉄橋、そしてすれ違う向かいのゆけむり、桃の花など、小田急とは全く違うような風景が待っていた。雪山がみられたり、これが東京との違いかなと感じた。このゆけむりは展望席も無料で乗ることができる。ただし特急料金100円が必要になるので気を付けなければならない。この長野電鉄は週末パスや北信州ツーデーパスでも乗車をすることができる。なので関東の風景に飽きたらこちらへ行くのもいいかもしれない。

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NSE&SE
ここでは小田急ロマンスカーについていろいろ書いていった。小田急に関する記事自体は久々だった。小田急ロマンスカーの約10年前にNSEロマンスカーとSEロマンスカーが海老名の車庫で並んだシーンだ。小田急ロマンスカー自体は、長野だけでなく、山梨の富士急行でもフジサン特急が20000形RSEロマンスカーで走り、更にRSEロマンスカーと同じく特急あさぎりで使われたJR東海の371系も同じく富士急行で走っている。少し行けば懐かしいロマンスカーにも会える。小田急のロマンスカーは60年たっても今でも魅力的な車両を作っているということを改めて感じてしまう。これが小田急ロマンスカーに魅力を再認識をするのかもしれない。あのような怪文書騒動は少し残念だったが、今後も乗客並びに乗務員などに魅力を伝えていきたいと思った