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1月6日から8日まで私は四国へと行ってきた。四国へ行くのは、2011年10月以来の6年3ヶ月ぶりだ。

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四国は最近では鉄道の話題が豊富だ。愛媛方面の予讃線では、8600系車両が営業運転を開始し、松山と岡山を結ぶ特急しおかぜ、松山と香川県高松を結ぶ特急いしづちを中心に使用をされている。8600系はデザインが少し前から気になっていた。しかも愛媛県には長く行っていなかったので、久しぶりに愛媛へ行く機会になったからだ。

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2017年12月からは高松と徳島を結ぶ特急うずしおに2600系という新型気動車もデビューをした。この車両もJR四国としては25年ぶりくらいの気動車の新型特急車両だ。この車両も色やデザインなどがよく、四国ではぜひ乗車か撮影をしたいと思っている車両だ。

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それだけではなく、四国では愛媛の伊予鉄道、香川の高松琴平電鉄など魅力的な私鉄も多く、こちらの訪問もしてみたいと考えていた。特に高松琴平電鉄のレトロ車両は月に一度のみの運転で、こちらを訪問をしたかった。

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1月6日に成田空港からジェットスターの飛行機で高松空港を目指した。成田空港からは約8000円だった。本来は松山まで行く予定であったが、搭乗をしたい便が急に高騰をしてしまい、高松まで行き、高松から松山までバスや特急回数券のバラ売りでも安くいくことができるだろうと考えて、高松へと行き先を変えた。飛行機の中からは八ヶ岳や諏訪湖などが見えた。成田空港からは、利根川の上を通り、秩父の山を通り、雁坂峠を越えて、甲府や諏訪などが見えたまではわかったが、この後の高松までの道のりは雲の中だった。ただ、神戸か明石辺りの港が少し見えたのは確かだった・・・小高い山が多く、ため池も多く見えればそこは四国の高松だった。

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高松空港から高松駅へのバスに乗り、高松駅に着く。ここから松山まではバスか列車に乗る。高松駅のホームには会いたかったあの車両がいた!

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そう8600系だった。ここで8600系にお会いをすることができたのだ!デビューから3年以上が経過をするが、まだ一度もその姿を見たことがなかった。2両編成と短いながら止まっている。前面に丸みを帯びていて、一度は乗りたいと思っていた。

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これは乗るしかないでしょうと思い、高松駅前の金券屋で、松山までのバラ売りの回数券を購入をする。思ってもいなかった8600系の乗車だ。

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高松駅はJR四国の中心駅とあり、様々な車両がやってくる。徳島方面の高徳線の特急うずしおにはキハ185系も使われている。121系車両も香川県内を中心に走る車両だ。そして徳島方面の高徳線の普通列車には1500形という気動車もいる。でも高松駅自体は海に面した位置にあるので、どちらかといえば町はずれにあり、思ったほど賑わっていない・・・

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121系車両は、最近では7200系車両に名称変更をしたうえで、赤と緑の帯として、足回りも更新をされた。121系は過去に乗車をしたことがあるが、足回りが101系や103系と同じもので、どちらかといえば乗り心地が良いものではなかった。

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8600系は、特急いしづち7号多度津行きとして走っている。え?松山まで行かないの?と思ったが、松山方面は丸亀や多度津で岡山方面からの特急しおかぜに乗り換えになるそうなのだ。8600系は、SETOUCHI STREAM EXPRESSというキャッチコピーがついている。

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とりあえず高松駅からは丸亀駅まで特急いしづち7号に乗ることにした。この車両は車体傾斜装置がついているので、カーブなどでも高速で走る。四国の特急車両はキレのある力強い走りをするので、それに磨きがかかったようだった。車内にはコンセントもあり、利便性も上がっている。今回は短区間であったが、今度はグリーン車に乗りたいとも思う。予想通りの車両で本当によかった。

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丸亀駅で岡山からの特急しおかぜ7号に乗り換える。こちらは四国で長年活躍をする8000系車両だ。この日は、正月の混雑期間なので、岡山〜松山の特急しおかぜを8両で運転をさせるために、高松からのいしづちは高松〜多度津間で別建てで運転をされ、丸亀や多度津で接続をするそうだ。しおかぜ7号では、高松で買ったオリーブアイスを食べることにした。

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四国鉄道文化館のある伊予西条や獣医学部設置の学園で有名になった今治などを通過をし、10数年ぶりの愛媛県に入る。13時15分に松山に着く。8000系は振り子型の電車であるので、カーブでは揺らしながらの走りを見せるが、乗っていて慣れていないためか少し疲れてしまう。車両の古さなどもあり、8600系に比べるとやはり差があるのかなと思わざるを得ない。でも前面のデザインなどは今でも見劣りがしない。カーブを曲がる振り子や車体傾斜の特急列車はまさに瀬戸内の声なのかなと思ってしまう・・・

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松山駅では、特急しおかぜの到着ホームの先に伊予大洲・宇和島方面の特急宇和海が停車をしている。特急宇和海は2000系気動車で走る。高知でいえば、高知〜中村・宿毛を結ぶ特急あしずりと似ている。同じ2000系というのもそのように感じる。特急宇和海にはサイクルルームのスペースがあり、自転車も載せられるようだ。

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これより先の記事は、愛媛編・香川編と分けて記事を作っていく予定でいる。愛媛編では、主に伊予鉄道とある博物館についてを取り上げていく予定でいる。

最後に最近の瀬戸内の話題について書いていきたい。AKBグループの6番目のグループとしてSTU48が発足をする。瀬戸内海の7県を本拠地とする。すなわち兵庫県・岡山県・広島県・山口県・徳島県・香川県・愛媛県を本拠地とする。リーダーは岡田奈々さんで、以前横浜線でのキャンペーンに起用をされたこともある。他にも瀧野由美子さんやNMB48のOGの薮下柊さんの妹さんの薮下楓さんなどもいる。1月31日に「暗闇」という曲でメジャーデビューをする。その前に「瀬戸内の声」という曲を出している。1月15日からは日テレなどでSTU48の看板番組も始まる予定だ。
STU48は船上で劇場公演を行うというのがコンセプトであるが、その船が完成をしていなく、今後はどうなるのだろうかと少し思ってしまう。