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今回の記事は最近の西武鉄道について取り上げていく。主な内容は、
・拝島ライナーの運転開始
・玉川上水の車庫イベント
・西武のリバイバル赤電
・拝島ライナーの乗車記
の4本で構成をする。


・拝島ライナーの運転開始

西武鉄道の3月10日のダイヤ改正で、西武新宿線・拝島線に拝島ライナーという列車が運転を開始をしだした。西武新宿→拝島間での運転で、夕方から夜の時間帯に平日・土日ともに運転をされる。停車駅は、西武新宿・高田馬場・小平から先の拝島線は各駅に止まる。西武新宿・高田馬場から乗る場合は着席料金の300円が必要になる。車両は40000系車両がクロスシートモードで使われる。

・玉川上水の車庫イベント

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3月4日には玉川上水の車庫でのお披露目イベントもあった。こちらにも参加をした。西武のイベントは2014年8月の南入曽の新宿線の車庫の公開以来の参加だ。玉川上水の車庫は貴重なので行ってみたかった。車庫内には40000系の第6編成もいた。このイベントでは40000系の車内も公開をされた。

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このイベントでは拝島ライナーの40000系の室内とLCDモニターも紹介をされた。40000系はクロスシートだけでなく、朝や昼間などはロングシートで使われる。40000系のLCDモニターには埼玉西武ライオンズの野球中継を行う文化放送の広告も流れた。

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玉川上水のイベントでは、30000系のぐてたま車両も公開をされた。30000系の10周年とぐてたまの5周年をあわせたイベントだ。

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室内もドア周りにぐてたまのステッカーが貼られ、座席仕切りにもぐてたまが書かれている。

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LCDモニターではぐてたまのアニメも流れていた。西武線沿線の名所や観光案内。西武線の紹介があり、種別が多数ある西武鉄道であるが、あまりにも多すぎる種別に「2つでよくね?」と突っ込まれることもあった。このぐてたまの車両は池袋線で走っている。

玉川上水のイベントでは、車両の撮影会もあった。
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左から101系、40000系、20000系だ。101系は今では多摩川線と多摩湖線で4両編成のワンマン車両が走っている。20000系は埼玉西武ライオンズにあわせた紺色のラッピング車両が展示をされた。

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埼玉西武の車両は20000系の20105編成で、主に新宿線で走っているようだ。これまで3000系や9000系が埼玉西武のラッピング車両になったが、今はアルミの20000系が使われている。いよいよプロ野球も開幕をし、埼玉西武の本拠地の所沢市のメットライフドームへのアクセスとして使われることも多いだろう。

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西武の顔101系だ。今では多摩川線と多摩湖線だけだが、西武では長年おなじみのこの車両がいるだけでも安心をする。最近では、赤電のリバイバルカラーや往年の101系の黄色とベージュのツートンカラーのリバイバルも行われている。下の写真は20000系の通常車両と合わせたものだ。

・西武のリバイバル赤電

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西武101系の話題が出たので、101系の赤電の写真を紹介をする。こちらは2017年12月24日に多摩湖線で撮影をしたものだ。

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101系の1編成を往年の赤電カラーにして走らせている。2017年の年末から2018年の年明けは多摩湖線で走っていたが、今は多摩川線で走っている。西武の赤電は赤とベージュの色だ。

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これは青梅街道駅の付近で撮影をしたものだ。青梅街道駅は武蔵野線の新小平駅にも近い位置にある。この西武の赤電は1970年代から80年代くらいの色だ。ちょうど、8時だよ全員集合で志村けんによる東村山音頭がヒットをしていた時代かな・・・当時は写真でしか見たことはなかったがようやくカメラで収めることになった。

・拝島ライナーの乗車記

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そして拝島ライナーの乗車へと記事を続けるが、3月20日に西武新宿から拝島ライナー1号に乗車をした。

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拝島ライナーのヘッドマークはHの字に人が座っているが、どう見てもJHに見えてしまう。西武新宿駅の出発時刻は夕方18時以降毎時15分だ。西武新宿の時点では半分以下という状況だった。

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ところが、高田馬場についてからは一気に乗客が乗ってきて、ほとんどの座席が埋まった。西武新宿線のターミナル駅が山手線などの接続をする高田馬場であることも改めて感じた。ロングシートの部分も販売をするが、なんかもったいないような気もする。40000系の有料列車は、池袋線のS-TRAINもあるが、地下鉄の駅から乗るS-TRAINと地上の駅から乗る拝島ライナーとでは雰囲気が違う。地上の駅から乗ると何か広々と感じる。この拝島ライナーは300円であるが、飛び乗りをすると500円となる。なので事前購入をしないともったいない。西武鉄道は拝島ライナーに限らず、特急も飛び乗りをすると追加料金がかかってしまう。

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鷺ノ宮・上石神井・田無・花小金井といった急行も停車をする主要駅を通過をする。特に田無や花小金井を通過をするのは何か新鮮に感じた。田無は今は西東京市だが、駅名は田無のままだ。シンエイ動画のドラえもんをイメージをした青いビルも田無に着く前のシンボルだ。

最初の停車駅の小平駅で、結構な数の入れ代わりがある。降車客は新宿線の東村山・所沢・狭山市方面へと乗り換えた客も多かった。逆にこの駅からは追加料金なしで乗れることから乗車客も多かった。小平からは立ち客も増えてきた。小平駅からは西武拝島線へと入る。

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小川と東大和市では多数の降車があった。東大和市駅は、名前どおり東大和市への中心地なので、客が多いのかもしれない。次の玉川上水駅は多摩モノレールの接続駅で車庫がある場所だ。私もこの駅で降車をした。この駅も降車客が多い。玉川上水駅は立川市・武蔵村山市・東大和市に跨っている。玉川上水駅はぐてたまとのタイアップで玉川上水駅になっている30000系のオブジェがあった。

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拝島ライナーの目的は、中央線や青梅線への対抗というのもあるかもしれない。西武拝島線は中央線と近い場所を走り、萩山で接続をする西武多摩湖線や小川で接続をする西武国分寺線、玉川上水で接続をする多摩モノレールなどで中央線へ出やすい場所が多いために、中央線への逸走よりも自社への利便性の強化というのもあるかもしれない。

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40000系車両もまさか拝島ライナーが短期間で結果を生むとは思わなかったかもしれない。今後は朝の時間帯の運転などもありうるかもしれない・・・

おまけ
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2月18日朝に撮影をした40000系の第6編成の日立製作所の山口県下松からの甲種輸送のシーンを、西武多摩川線の是政駅付近の多摩川の是政駅で撮影をしたもの。富士山と40000系車両を撮影をした。富士山と西武40000系のシーンは今後見られることはあるのだろうか?