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3月31日の紀行の模様を描いていく。今回は主に広島県の宮島と山口県を目指していったのでその報告をしていく。

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まずは、3月31日の朝は広島県の宮島へと足を運んだ。宮島は国内随一の桜の名所で、一度は桜の時季に足を運びたいと思った。宮島へ行くフェリーは観光シーズンの土曜日の朝とあり、大盛況だった。宮島のシンボルの海に浮かぶ大鳥居と五重塔を撮影をした。宮島へ行く船のうち、JR西日本のフェリーは青春18きっぷやSuicaなどのICカードで乗ることもできる。JR西日本以外にも松大汽船という会社が船を運航をしている

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宮島らしい写真として、鹿と外国人観光客と桜の写真にした。鹿は宮島では多数生息をしている。このような写真もいいかなと思う。

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五重塔だけでなく、宮島は桜なども美しかった。船も鹿も海も神社もすべてが宮島のシンボルなのかもしれない。

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宮島の名所厳島神社は、朝の時間であったが、20分待ち以上だった。宮島の厳島神社は世界遺産でも有名で外国人観光客も多いが、この日は家族連れなど日本人観光客の方が圧倒的に多かった。

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時間が限られたので見てきたのは、千畳閣だった。千畳閣の中には、しゃもじも置かれている。宮島では至る所にしゃもじのお土産がある。

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こちらは宮島口のフェリーを待つ人たちだ。桜シーズンであるためかとにかく混んでいる。宮島口のフェリーはJR西日本のフェリーと宮島松大汽船ともに同じくらいの混み方だった。

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さて、宮島口駅からは山陽本線を西に山口県へと向かう。山口県は5年ぶりであるが、前回は九州寄りの下関市のみだったので、それ以外の地域となると2007年以来だ。それにしても宮島口駅では降りる客の多いこと。やはり桜シーズンであるために宮島の観光客は多いのかな・・・宮島口駅にはトワイライトエクスプレス瑞風の専用の門もある。

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宮島口からは227系についに乗れた。広島の期待の新星だ。227系は転換クロスシートの車両で車端部はロングシートになっている。アナウンスの際にチャイムみたいな音が鳴るが、これが227系の個性的な部分ではないかと思う。それに車内が静かだ。既にデビューから3年、ようやく乗ることができたこの車両、今は広島県内を主に走っている。(山陽本線の福山〜岩国がメインだった覚えがある)今後は他の地域へと進出をするのか?

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岩国駅で降り、今度は徳山・新山口方面の普通列車に乗り換えた。ここでは115系だ。それも元々広島にいた2ドアの115系だった。広島での227系の投入により、2ドアの車両は山口県内に移ったのではないかと推測する。

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岩国から徳山の間は山陽本線は柳井や光、下松など海沿いを通る。新幹線や岩徳線が、直線で丘陵地を通るのとは対照的だ。海沿いの区間では、風景からは瀬戸内の島が見える。こちらは柳井付近の周防大島だ。

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山口県下松市はどこかで聞いたことがある・・・そう日立製作所の笠戸工場のある場所だ。下松という駅は、日立製作所で製造をされた車両が全国各地へと運ばれるときの起点駅だ。JR東日本だったり、JR九州だったり、東武だったり、西武だったり、東京メトロだったりするのだ。日立製作所の工場の中にはN700系新幹線と思しき車両がいた。今でもこれでもかと増備が続くN700系、日立製作所で製造をしている車両も多いようだ。

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山口県周南市にある徳山駅で降りる。徳山からは新山口までは新幹線で一区間だけワープをする。

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さて、その前に一つだけ話したいことがある。徳山駅では、月でひろった卵というあさひ製菓のお菓子を購入をした。このパッケージ、山口県出身のSTU48の瀧野由美子さんが描かれているのだ。月でひろった卵にはSTU48のメンバー全体と個人でタイアップをしたものがある。さて、瀧野由美子さんについて説明をすると、STU48がこれまでに出した数曲(デビュー曲の暗闇など)ではセンターを務め、STU48の最中核メンバーだ。この瀧野由美子さんの特筆をするべき点としては、鉄道ファンというところだろう。過去に瀧野由美子さんは、「新幹線の車両を見ているのが好きだ」などと話したこともある。STU48の彼女のプロフィールでは、瀬戸内のおすすめのものということで「SLやまぐち号」を挙げている。(瀧野由美子さんのプロフィールより)

瀧野由美子さんを見ると、真っ先に思い付いた人がいる。そう、SKE48を卒業をした松井玲奈さんだ。アイドルグループのセンターという最中核メンバー・鉄道ファンという共通点があるのではないかと思った。まさにAKBグループのアイドルと鉄道という点では瀧野由美子さんは松井玲奈さんの後継かもしれない?記事のタイトルのせとうちめぐりとはSTU48のイベント名から取っていった。

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そして新山口駅に着く。かつては小郡駅であったが、小郡町の山口市の市町村合併などの影響で新山口駅へと駅名が変わった。(ただ、新山口駅は小郡町の合併前に小郡駅から改称をされた)この駅から山口線で北上をし、津和野駅を目指す。津和野を目指すのは、そう瀧野由美子さんおすすめのSLやまぐちに乗るためだ。

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山口線の新山口(小郡)駅と津和野駅を結ぶSLやまぐちといえば、40年にわたり走っているSLの観光列車の西の雄ともいえる。しかも国鉄時代からの継続的にSLの観光列車が走っていることも特筆される。C57形1号機がけん引をし、展望室付きの客車が走り、時にはC57形1号機とC56形160号機の重連も行われたり、サロンカーなにわが客車としてけん引をされることもあるなど、まさにSLの観光列車では力を入れている列車で山口県の観光シンボルの一つだ。

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山口駅は新山口駅から普通列車で約20分の場所にある。この駅で多くの客が下りる。新山口駅(小郡)と山口駅の関係は群馬県の高崎駅と前橋駅の関係に似ている。すなわち、新幹線のある新山口駅(小郡)は高崎駅、県庁の最寄り駅の山口駅は前橋駅とすると関東ではイメージがつきやすいかもしれない。

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山口駅の先で急坂を超え、盆地に入り、この盆地も一気に駆け抜け、急坂を降りると津和野駅に着く。山口線はこのように、起伏のある線路がSLの運転に適していたのかもしれない。この山口線では、新山口〜益田〜米子間を走る特急スーパーおきも走る。まさに幹線なのだ。

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そして津和野駅に到着をする。ここからは島根県だ。津和野は山口県と勘違いをしてしまうことがあるが、島根県だ。やはりこの辺りも赤瓦の屋根が多い。

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そして津和野駅に到着をする。待っていたのはSLやまぐち号のD51形の200号だ。D51形200号機は、昨年秋にSLやまぐち号でついにデビューをした。2016年秋に京都鉄道博物館へ行った時には、梅小路機関区で整備中だった。JR西日本にD51形が復活をするというのはずっと楽しみだった。私はSLの中ではD51形が最も好きな車両だ。それは4輪で走ることと炭水なども連結をし、力強さが出ているからだろう。D51形のSLやまぐちはデビューをして間もないが、いち早く見に行きたかったので今回は山口線を目指した。

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後ろには昨年SLやまぐちの客車としてデビューをした35系客車も連結をしている。昨年までは12系が使われていたが、客車も新しくなり、機関車も新しくなり、新しいSLやまぐちが昨年スタートしたのだ。次の記事ではいよいよSLやまぐち号の乗車の模様をお届けをしたいと考えている。