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3月31日、夕方に山口線を走るSLやまぐち号に津和野→新山口間で初めて乗車をした。今回の記事ではSLやまぐち号の乗車記についてを主にまとめたい。ひとつ前の記事はこちらへ。SLやまぐちのホームページはこちらへ。

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SLやまぐちは1979年から約40年間走っているが、実は意外と初乗車だったりする。山口県自体が3回目ということもあるが、東京からかなり離れた場所ではなかなか行かれないものだ。本や雑誌などではSLやまぐちの勇姿をよく見るが、ついに自分でこの目を見ることになった。SLやまぐちの券の購入は、実は前日に岡山駅でサンライズ瀬戸を降りた後に買うことができた。東京都内の駅で購入をしようとしたが、指定券が取れず、35系客車の車内に乗れるのは今回はお預けかなと思ったが、最後で粘った挙句、無事に指定席券を買うことができた。

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津和野といえば和紙などで有名な町であるが、今回は残念ながら津和野の滞在時間はほとんどない。代わりに駅の近くの商店でお団子を購入をしたくらいだ。津和野はいつかゆっくり見ていきたい街だ。

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やはり桜の時季だ。短い時間を使って、駅が見える場所へと行き、桜とSLやまぐちを撮影をすることができた。撮影であれば桜との撮影をセットにしていたために桜は入れたかった。

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SLやまぐちに使われる客車は35系客車という車両で、昨年、新潟トランシスにて製造をされた客車だ。この時代に、客車が製造をされるのは本当に奇跡かもしれない。外見は旧型客車をオマージュをしている。5号車には展望車もついている。ヘッドマークには山口市の観光地の瑠璃光寺が書かれている。SLの旅というものは発車前から常にロマンを感じさせる。それがSLの一番の魅力ではないかと思う。

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SLやまぐちは1号車がグリーン車、2号車から5号車が指定席になっているが、3号車の一部がイベントカーという形になっている。35系に変わってから、グリーン車が連結をされるようになった。グリーン車はオロテ35−4001という番号だ。私が乗るのは4号車のオハ35−4001号車だ。

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15時45分、津和野駅をSLやまぐち号新山口行きが出発をする。鉄道唱歌が流れる。これが旅を更に掻き立てるものだ。そして、沿道の方たちは手を振っている。SLの場合は地域住民からの手を振ることへの歓迎もあるかもしれない。そして沿道からは桜が見える。SLに乗りながらの桜見だ。津和野駅を出ると、坂を上る。津和野駅と隣の船平山駅の間は約10劼△蝓△修隆屬防弦發眈紊るのだ。

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桜シーズンという春の準繁忙期に走るため、車内は満員だ。特に旅行会社のツアーが多いようだ。実際に私の隣にいた方も旅行会社のオペレーターと思しき方だった。さっそく、隣の5号車の展望車へ行くことにしよう。5号車の展望車はスハテ35−4001号車だ。


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最初の停車駅は徳佐駅だ。この駅では山口線を走る特急スーパーおきの停車駅でもあり桜が咲いている。この駅の標高は約300mで津和野駅よりも150mほど高い。しばらくは盆地を駆け抜ける。

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展望車からの風景は春の風を感じさせる。3月末とはいえ、この日の16時ごろの津和野町や山口市は20度近い気温となった。早い春のような気持ちよさがある。

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次の停車駅の鍋倉駅に止まる。鍋倉駅の付近はリンゴ園が多いようだ。このあたりでも沿道で手を振っている人がいる。展望車から見るのであれば、SLの煙と桜が写っている。この時季ならではの風景だ

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桜名所の渡川駅では多くのカメラマンがいた。もし撮影ということであれば、この渡川駅で桜とSLを撮る予定だった。

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撮影名所で知られる長門峡駅に停車をする。ここも桜が美しい。SLやまぐちの停車駅には旧字体の古風な駅名標がある。


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続いて3号車のイベントカーについて紹介をする。イベントカーには売店だけでなく、SLやまぐちについての展示、沿線の地図と標高なども案内をしている。それだけでなく、子供向けにシュミレーターゲームや缶焚きゲームコーナーもある。ゲームの参加者は抽選で当選をした人ができるようだ。まさにすべての利用者が楽しめるスペースになっている。

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篠目駅に停車をし、次の仁保駅の間は急な下り坂が待つ。盆地から下りるのだ。篠目駅が標高246mに対し、約9km離れた仁保駅は標高113mだ。100m以上の高低差がある。ここでは後ろの客車から白い煙を吐くシーンを撮ってみた。ここで一気に坂を下りる。仁保〜篠目間はSLやまぐちの写真といえば多数見る場所の一つだ。

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SLやまぐち号の35系客車は、平成末期(この呼び名でいいのかな?)に出た車両であるが、イメージは昭和時代のイメージに極力使づけている。なんか都電荒川線の9000系のようなコンセプトだ。

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座席にはなんとコンセントもついている。時代に即しているのかもしれない。テーブルは大型であるが、折り畳めないので少し邪魔に感じることもあるかもしれない。

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そして津和野駅から約1時間20分、17時過ぎに山口駅に着く。ここが山口県庁や瑠璃光寺など山口市の中心だ。ここではまとまった停車時間があったので駅に咲く桜とSL、そして機関士の風景を撮影をした。D51-200形と35系という組み合わせになり、まもないが、C57形と12系の組み合わせとは違う新鮮な組み合わせかもしれない。山口までくれば終点の新山口駅まではあとわずかだ。

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山口駅の隣の湯田温泉駅で多くの客が下りる。山口市の市街地には温泉がある。ここでは降車客が手を振ってくれた。

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山口市の市内に入り、幹線道路沿いにはスーパーやレストランなどが多い。住宅地の中を通る。矢原駅の付近ではレストランジョイフルとコメダ珈琲を5号車の展望車から撮影をした。ジョイフルであれば、九州メインで、中国地方にも多数あるから珍しくないが、コメダ珈琲が山口県にも進出をしていたのか・・・そして大歳駅では、キハ187形の特急スーパーおきと交換のため停車をした。サッカーのJ2のレノファ山口の本拠地の維新みらいスタジアムは大歳駅の近くにある。

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SLの旅も終盤を迎える。最後は山口市の幹線道路沿いを一気に駆け抜ける。中国自動車道の小郡インター近くでは桜が咲いていた。高速道路は小郡のまま残っている。幹線道路沿いには、山口名物の瓦そばの店も何店かある。

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大歳駅で交換をした特急スーパーおきが数分遅れであったために、新山口駅の到着は7分遅れた。山口線は単線で特に新山口〜山口間は運転本数が多いので、遅れの影響が最後になって響いてしまう。

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そして17時37分に終点の新山口駅に着く。津和野から約2時間、SLやまぐちの感動的な旅は終わった。展望席からの桜、ひなびた風景、そして山口市の住宅地を駆け抜ける風景、峠越え、風景が多数の印象に残った。指定席に座っていなくても、売店や展示スペースなど乗車という点でも魅力が多かった。SLやまぐちは運行開始から40年、まさにSLの西の王者であると改めて感じた。

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次は時季を変えて、夏や秋にもいきたい。春とは違う感動の風景が待っているかもしれない。撮影面でもD51-200形だけでなく、長年の中心機関車のC57形の1号機によるSL、そして多くのファンが駆けつける重連運転なども見たい。

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そして、次は津和野行きに乗車をし、グリーン車に乗りたい。津和野行きの場合、グリーン車のある1号車が展望車だからだ。津和野行きの場合はグリーン車に乗ると展望席をほぼ独占ができるかもしれないからだ。津和野発の展望車が普通車にあるのとは対照的だ。山口県出身のSTU48の瀧野由美子さんがなぜSLやまぐちを瀬戸内のおすすめのスポットに入れているか、それは乗ってみてわかった。

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初めてのD51形200号機。この日は快調に飛ばしていた、まさに幸先の良いスタートだった。やはりこの車両は順調に走っているなと思ったが・・・

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SLやまぐちからは5月6日をもって、C56形160号機が引退をする。この車両はSL北びわこのイメージが強い。SL北びわこからも5月末で引退をする予定だ。北びわこでは主にD51形200号機、やまぐちはC57形1号機がメインになるのかな(機関車の予定はこちらへ)

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この日は新山口で泊まったが、その前に先ほどの停車駅の湯田温泉へと戻る。湯田温泉では瓦そばを食べた。4月1日も山口県内にいることになったが、次の記事で紹介をする。