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今回は、これまで報告をしていたなかった訪問についての模様をお届けをしたい。今回の内容は、昨年秋の富山遠征について記事にしていく。

前座・長岡〜糸魚川間
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富山へ行ったのは昨年の11月12日だった。もう8ヶ月以上も前の話だ。前日に新潟へいく用事があった。まだ富山へ行っていないと思い、富山を目指すことにした。前日の11月11日の晩は、新潟県の長岡市で泊まっていた。長岡駅前のコンビニのセーブオンも撮影をした。セーブオンも、最近になり、大多数の店がローソンへと転換をした。午前中は信越本線の柏崎付近で115系や貨物列車などの撮影をしていた。


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直江津駅で、旧北陸本線の富山方面の列車に乗り換える。旧北陸本線の直江津〜市振間は北陸新幹線の開通後、えちごトキめき鉄道の路線に変わった。直江津〜泊間の列車は気動車を使う。この車両はJR西日本の223系や521系などの気動車版だ。しかも1両編成だ。しかも東日本ではレアな転換クロスシートの車両だ。1両なのでかなり混んでいた。




この日のツイッターも挙げてみた。どうやら筒石駅から多数の客が乗ってきたそうだ。直江津からは糸魚川まで向かう。糸魚川は北陸新幹線の接続駅だ。

・糸魚川にて

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糸魚川駅には、数年前まで大糸線で糸魚川まで乗り入れていたキハ52形が展示をされている。

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なんとキハ52形の中も見ることができた。最近まで大糸線で走っていた姿そのものだ。運転台やドアまで見ることもできた。外見のエンジンも撮影をした。



そして糸魚川駅での、一大イベントがある。
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場所は新幹線ホーム。この駅にはE7(W7)系しか来ない。なぜ?と思ったが、この車両を待っていたのだ。

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やってきたのはE926系のイーストアイだ。

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JR西日本の区間で、東日本の検測新幹線のE926系のイーストアイを見るとは・・・E926系のイーストアイは北陸新幹線・北海道新幹線も担当をする。したがって、JR西日本にも北海道にも乗り入れる

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糸魚川駅で新幹線に乗り、次の黒部宇奈月温泉駅で降りる。新潟では曇天だったが、富山県になって天気が晴れた。

・富山にて

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この駅は富山地方鉄道の新黒部駅と接続をしている。富山地方鉄道が新幹線の開通に合わせて、駅を新設した。黒部宇奈月温泉よりも新黒部のほうがよい。わかりやすい。

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富山地方鉄道の路面電車以外の路線の乗車は2009年以来8年ぶりだ。特急電鉄富山行きがやってきた。なんだけ見た目が古そうな車両だ。

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この172番という車両は14720系というオリジナルの車両で、1962年製という55年も走る車両だ。このような車両でも特急料金を取るのか・・・と思った。富山地方鉄道の特急は元西武のレッドアローの5000系や元京阪の特急車両の3000系が限定で使われるとばかり思っていた。魚津駅をとおり、中滑川駅で西武のレッドアローとすれ違った。こっちに乗りたかった(笑)

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しばらくして、上市駅で降りる。車両の揺れに耐えられない。日本海みそという宣伝がこの地域らしさも感じる。

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上市駅で待っていたのは元京阪3000系の10030形だった。今回の富山地方鉄道の電車線では、京阪3000系か西武のレッドアローに乗りたかった。京阪3000系こと10030形は各駅停車で使われていた。京阪時代は数回乗ったが、富山地方鉄道では乗ったことがあったかな・・・関東ではあまり馴染みのない車両であるが、京阪の車両では好きな車両のひとつなので今回は乗車をした。しかし軌道がよくないためか少し揺れていた。

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電鉄富山駅に到着をした。富山地方鉄道の電車線は、京阪や西武だけでなく、最近は東急の8590系も入った。それだけでなく、オリジナルの車両もいる。乗るには面白いかもしれないが、運賃がかなり高めだ。

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京阪3000系こと10030形には京阪の特急時代の山吹色と赤のツートンカラーで走っている車両がある。しかもこの車両は京阪からダブルデッカーの車両も譲渡をしてもらい、ダブルデッカーエクスプレスという列車で走っている。しかも特急のヘッドマークまで再現をしている。ここは大阪でも京都でもなく、富山だ。京阪3000系を譲渡をしただけでなく、ダブルデッカーまで譲渡され、京阪時代を再現をしている。

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その隣には西武のレッドアローが、やってきた。西武のレッドアローと京阪の3000系がなんと富山の地で並んだ。ここは池袋?西武新宿?所沢?ではないよね・・・この16014という番号は、このレッドアローは富山地方鉄道では16010系という番号だ。しかもこの16014は水戸岡氏のデザインのアルプスエキスプレスという車両だ。

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1970年代から東西の看板列車として走っていて、東京と大阪で活躍をしていたそれぞれの車両。1990年代に場を富山に移し、冬の過酷な気候に耐えながらも走っている。これだけでも感動をしてしまう。富山地方鉄道はもっと訪問をしたい。撮影名所もあるようだし、ダブルデッカーエクスプレスとアルプスエキスプレスにも乗りたい。

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続いて、富山地方鉄道の路面電車の富山駅前で観察をする。北陸新幹線の開通を契機として、富山駅に直結をするようになった。富山地方鉄道の路面電車は新旧多数あり、古い車両が近代的な富山駅に乗り入れるのは見ていて絵になる。もちろん、セントラムやサントラムなど最新車両もある。富山という場所は、日本で最も路面電車が発展をしている町のひとつかもしれない。


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この後、富山市役所と富山城の周りを散策をし、富山市役所の展望台では路面電車や新幹線などを撮影をした。しかし立山連峰は見えなかった。

富山では名物料理としてブラックラーメンを食べた。ブラックラーメンは秋葉原などでも食べられる。富山にいたのはわずかな時間しかなかった。それでも富山地方鉄道を中心に見ることができた。

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新幹線の開通によって街自体も大きく変わったかもしれない。富山駅の新幹線の高架下にはショッピングセンターが整備をされた。お土産やグルメなどもここで買える。富山駅は新幹線ホームと一部の在来線が高架になっているが完全に高架にはなっていない。一部は地平ホームから出る。写真は高架ホームから出る特急ひだ名古屋行きを撮影をした。高山本線は富山駅に乗り入れる唯一のJR在来線だ。特急ひだは唯一の富山駅に乗り入れる特急列車になってしまった。北陸新幹線開通までは大阪に越後湯沢に新潟に多数の特急列車が走っていたのに今は名古屋行きの特急ひだのみになった。

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地平ホームには旧北陸本線のあいの風とやま鉄道の413系を写した。413系というと北陸本線時代からの主力だが、第三セクターになっても走っている。あいの風とやま鉄道の車両として、521系を撮影をした。これも旧北陸本線時代からの主力だ。富山駅も完全高架化によって、富山ライトレールも富山地方鉄道の路面電車と乗り入れ、富山地方鉄道の路線になりそうだ。富山は路面電車が主力の街というのが磐石になりそうだ。

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富山からの帰りは北陸新幹線のはくたか570号にて東京へと帰った。週末パスを持っていたので、富山〜上越妙高間の乗車券と富山→東京間の新幹線特急券をあわせて購入をした。それでも東京〜富山を正規券で新幹線で往復をする価格とわずかながら安くなる。なのでこのような帰り方も悪くはない。(上越妙高〜富山は片道1940円、往復で3880円となり、週末パスの8730円を足すと12610円で、東京〜富山の乗車券の片道6480円、往復12960円とほぼ同額になる)新幹線ではさつまいものアイスクリームを食べた。しかし長野を過ぎて、利用者が多く、混雑をしたので車内販売は長野までで買うしかなかった。いつかグランクラスに乗れる日が来るのか・・・北陸新幹線ならばグランクラスに乗りたいと思う。そのようなことを夢見た富山での報告になった。